謎の球体正体は!? 東山・長坂 鈴木さん発見【一関】
一関市東山町長坂字羽根堀の鈴木トクエさん(89)は自宅近くで球状の物体を発見。白と黒のまだら模様をした異様な外観に「びっくりした。一体何なのか」と目を白黒させている。
球状の物体は28日朝キウイフルーツを育てている棚の近くの草刈りをしている時に見つけた。根を張っている様子もなく、動かすと軽かったため、家に持ち帰り家族に見せたという。
話題の主は草地や竹やぶに発生するキノコの一種、オニフスベとみられる。卵形や球形で、特に大きいものは直径50センチを超えるものも確認されているという。
鈴木さんが見つけたのは直径が20センチ余りで、表面は所々皮が剥がれ、やや張りがなくなっており、成熟が進んだものとみられる。
鈴木さんは「草刈りをしていたら出てきたので誰かがまりでも転がしたのかと思った。においをかいでみるとキノコのようだった」と不思議そう。東山市民センターに勤務する長男勝市さん(67)は「センターに持って行ってみんなにも見てもらいたい」と話す。