新型コロナ/新規感染58人 1人死亡、クラスター3件【岩手】
県と盛岡市は29日、新型コロナウイルスに感染し入院していた基礎疾患のある65歳以上の患者1人が死亡、新たに10代~90歳以上の男女58人の感染を確認したと発表した。重症者はいない。1日当たりの新規患者数は過去2番目に多い。県内の死者は49人、患者累計は2951人となった。
内訳は陸前高田市20人、盛岡市9人、県央保健所管内7人、中部保健所管内5人、花巻市、奥州市、奥州保健所管内各3人、北上市、一関、久慈両保健所管内、県外各2人。
クラスター(感染者集団)関連は、新たに大船渡保健所管内の職場計20人をはじめ、中部保健所管内では、職場が公表済み6人を含め計8人、接待を伴う飲食店計6人の発生が確認された。中部保健所管内のスポーツ活動は3人増え計12人となった。
直近1週間の人口10万人当たり新規患者数は県全体が20・6人で、盛岡市は31・1人。病床使用率は57・7%で、重症者はゼロとなった。