一関・平泉

こうべ垂れる稲穂 例年より8日早く 一関地方刈り取り適期

青空の下、大きく垂れ下がった黄金色の稲穂。県では黄化状況などを見極めた適期刈り取りを呼び掛けている=29日、平泉町長島地内

 一関地方の水稲は7月下旬から高気圧に覆われて晴れ、気温が高い日が続いた影響で出穂が早まり、圃場(ほじょう)では早くも黄金色の稲穂が大きく垂れ下がっている。県では同地方の刈り取り適期の目安を平年より8日早い9月6日としており、稲穂の黄化状況などを見極めながら適期刈り取りの励行を呼び掛けている。

 県が発表した水稲生育状況(20日現在)によると、今季の出穂は平年より4~7日早く、県全体での出穂盛期は7月31日と過去40年で最も早くなっている。

 登熟前半の8月中旬には低温や日照時間の少ない期間が一時期あったものの、今後も気温が高めで推移することが見込まれるため、県では県全体での刈り取り適期の目安を平年より1週間早い来月11日とした。

 29日の同地方は最高気温が一関で32・3度(盛岡地方気象台調べ)の真夏日。一関市と平泉町にまたがる一関遊水地内の圃場では、農家が日中の暑さを避け早朝から畦畔(けいはん)の草刈り作業などに汗を流した。鎌を使い雑草を手刈りしていた同市赤荻の男性(85)は「もみの黄化割合を確認して登熟状態をしっかり判断し、品質の高い状態で刈り取りを始めたい」と語った。

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