一関・平泉

古里の味で目指せ金 岩渕麗楽選手 室根・オヤマ 鶏肉定期便 食と健康サポート【一関】

オヤマが始めた応援プロジェクトに感謝しながら2022年の北京冬季五輪出場と金メダル獲得へ決意を新たにする岩渕選手(左)と小山常務取締役=オヤマ提供

 一関市室根町折壁の鶏肉生産加工販売業オヤマ(小山征男代表取締役)は、同市東山町出身のプロスノーボーダー・岩渕麗楽選手=一関学院高―法政大2年、バートン=を食事や健康面で応援しようと自社の鶏肉を定期的に送るプロジェクトを行っている。北京冬季五輪(2022年2月4~20日)まで5カ月を切る中、同社の小山達也常務取締役は「一関のスターにわが社の特産品を送りながら、同時に社員一丸となって精いっぱいのエールも送っていきたい」と話している。

 同社によると、6月に東京五輪の聖火ランナーとして岩渕選手が帰省した際に、他団体が岩渕選手を応援しようと自社商品を送ったと知ったことがきっかけとなりプロジェクトを立ち上げたという。8月からは同社銘柄鶏の「奥州いわいどり」の胸肉とささみを岩渕選手に送り始めた。

 鶏の胸肉とささみは高たんぱく・低脂質で、疲労回復効果がある「イミダゾールジペプチド」が豊富に含まれていることから、アスリートに最適な品といい、週1回のペースで、新鮮な胸肉とささみを交互に1キロずつ送っている。

 7月30日には運営する「からあげ家 奥州いわい 秋葉原本店」(東京都台東区)を岩渕選手とマネジメント会社の代表が訪問。同社の商品は岩渕選手にとっても子供の頃から慣れ親しんだ味といい、当日は室根からあげを食べながら、北京冬季五輪の出場と金メダル獲得を祈願したという。

 小山常務取締役は「岩渕選手は料理も好きだと聞いているので、ぜひたくさん召し上がっていただき、さらなる活躍を期待したい」と語っていた。

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