一関・平泉

栗駒山装う

岩手側から山頂に続く登山道北側の山肌一面を覆う紅葉。山頂付近は既に見頃を迎えている=28日午前11時10分ごろ

 岩手、宮城、秋田3県にまたがる栗駒山(1626メートル)で紅葉が始まった。例年9月下旬になると山頂付近から色づき始めるが、今シーズンはここ数日の朝晩の涼しさで木々の紅葉が一気に加速。山頂付近は既に見頃を迎えており、山肌一面が鮮やかな深紅に覆われた「神の絨毯(じゅうたん)」とも称される絶景が連日訪れる多くの登山客を魅了している。

 28日の山頂付近は朝方から雲が立ち込めて視界が悪く、冷たい風が吹き付ける悪天候となったものの、岩手や宮城側の登山道から多くの登山者が登頂して天候の回復を待った。午前11時ごろには雲間から青空がのぞき、陽光に照らされて一層鮮やかさを増した紅葉が姿を現すと登山者の間から歓声が上がり、盛んにカメラのシャッターを切っていた。

 宮城側の中央コースから山頂を目指した渡辺俊寿さん(65)=仙台市=は「2年続けて訪れたが、栗駒山の紅葉は素晴らしい。山頂が雲に覆われていたので一度は諦めていたが、きょうは遠く鳥海山も見ることができて本当に良かった」と眼下に広がる雄大なパノラマを満喫していた。

 現在見頃となっているのは、岩手側が秋田側登山道コースとの分岐点がある天狗平付近。10月上旬には岩手側登山の起点となっている一関市厳美町の須川高原温泉周辺も紅葉に包まれる。

momottoメモ

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