奥州・金ケ崎

「西遊記」で元気発信 来年1月、市民☆文士劇 顔合わせ会50人結束 江刺・ささらホール【奥州】

来年1月の公演に向けて気勢を上げる奥州市民☆文士劇のスタッフ

 奥州市の江刺体育文化会館ささらホールなどが主催する第14回奥州市民☆文士劇「西遊記 神も仏も己の中に。行くぞ悟空、天竺めざせ!」は、2022年1月29、30の両日に同市江刺大通りの同ホールで開かれる。20年度同様、新型コロナウイルスの影響でスタッフ数の制限など感染防止対策を取っての上演となる。誰もが知っている西遊記の旅を通し、コロナ禍を生き抜くメッセージと地域の元気を発信する。

 同ホールと実行委が、地域の元気と市民のパワーの発信を目指して毎年開催。著名人のゲスト文士の参加や、エンターテインメント性の高い内容、生演奏による音楽などが特徴となっている。

 今回の「西遊記」は、三蔵法師と孫悟空ら弟子が妖怪などと戦いながら天竺を目指すおなじみの旅を描く。参加は地元を中心に総勢約110人。同文士劇では初めて海外が舞台の作品となる。

 前回に準じた各種の新型コロナ対策を取り、ゲスト文士は地元を含め作家髙橋克彦さん(盛岡市)ら5人と例年より規模を縮小。キャストを含むスタッフも公募せず、経験者を中心とした。両日合計3回公演の観客席は各回260席に限定し、演出でも密集を避ける。感染拡大状況によっては、無観客公演や中止などへの切り替えも視野に入れている。

 今月15日夜には同ホールでスタッフのうち約50人が出席して全体の顔合わせ会が開かれた。

 プロデューサーなどを兼ねる高野誠司実行委員長は「2年目のコロナにいささか迷ったが、皆さんと一緒に乗り越えたいと思い、開催を決めた。地域の皆さんに楽しんで見ていただき、元気を届けたい」とあいさつ。

 脚本の道又力さん(盛岡市)は「西遊記の決定版として、少数精鋭で良い役を書いた」、演出の吉田利成さん(同)も「演劇は時代を映す鏡。天竺への長い旅とコロナで出口のない状況は同じで、今の時期にふさわしい」などそれぞれ思いを語った。

 同18日からはキャスト練習が始まる。前売り券は12月1日から発売する。

地域の記事をもっと読む

奥州・金ケ崎
2021年11月30日付
奥州・金ケ崎
2021年11月30日付
奥州・金ケ崎
2021年11月30日付
奥州・金ケ崎
2021年11月30日付