北上・西和賀

有害物質 基準値下回る 地下水調査結果 北上・流通基地土壌汚染

 北上市流通センターの流通基地衛生処理センター解体事業で、敷地内に埋設されていた固形物質から土壌環境基準値を超える有害物質が検出されていた問題で市は19日、処理センター敷地内の地下水、周辺地域の井戸水を調査した結果、環境基準値を超過した物質はなかったと市議会全員協議会で明らかにした。

 処理センターに埋設されていた固形物質は、下水処理で発生した汚泥を濃縮・脱水後に残った「脱水ケーキ」と呼ばれ、鉛、カドミウム、ヒ素など7物質が検出されていた。

 市がその後、処理センター敷地内で地下水を調査した結果、全ての物質が計測できる下限値を下回った。さらに処理センターの半径500メートル内の120戸のうち、現在も井戸水、湧き水などの利用が確認された10戸11検体の地下水を分析した結果、環境基準値を超えた物質はなかった。市は今後、「脱水ケーキ」の詳細成分を分析し、処分可能な場所を調査。処分先を選定後に土壌汚染状況調査を実施し、脱水ケーキを処分する。

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