奥州・金ケ崎

みどりの郷 来月末で 宿泊、宴会休業へ コロナ影響大きく【金ケ崎】

 金ケ崎町永栄上宿のみどりの郷(佐々木司代表取締役)は、11月末で宿泊と宴会、法要や会議などでの利用を休業する。新型コロナウイルスの感染拡大長期化が営業に大きく影響したため、早期に不採算事業を休業する形。宿泊の受け付けは11月29日まで、法要など会場利用は同30日までとなる。

 今月27日に顧客や取引先などに文書を発送し、発表した。

 書面や同社によると、コロナ禍で利用客の出控えが長引き、休業を決めた各事業は安定した利用が確保できなくなった。営業自粛の長期化も影響。休業で企業体力を温存し、再度新しい形での事業再開を目指すという。

 佐々木代表取締役は、書面で「現在の経営環境は一企業の努力で対応できる範疇(はんちゅう)を超えており、やむを得ず決断した」としている。

 ホテル料理のデリバリーや法要の仕出し、「温泉カフェぷらね」、いちご狩り農園、町健幸ポイント関連事業などは継続する。問い合わせは同社=0197(44)2131=へ。

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