北上・西和賀

古里との縁 鮮やかに 出身者2人絵手紙展 二子地区交流セ【北上】

北上市二子町出身の2人の力作が並んだ絵手紙展。中央は「応援する会」の及川正男さん

 北上市二子町出身で関東在住の「及川功&長内ヒロ子絵手紙展」が5日、二子地区交流センターで始まった。花や草木、人物、風景、鳥など多種多様なデザインに一筆添え、長年にわたり地元の仲間に送り続けた絵手紙合わせて240枚を展示。企画した地元有志は「二子をこよなく愛し、古里との縁をつないだ絵手紙をぜひ見てほしい」と呼び掛けている。12日まで。

 展示しているのは、神奈川県鎌倉市の及川功さん(80)=同町下川端出身=と栃木県那須塩原市の長内ヒロ子さん(72)=同町中島出身=の作品。地元を離れ及川さんは60年余り、長内さんは50年余り。2人に直接接点はないが、地元の同級生や仲間と交流し、数十年にわたり絵手紙を送り続けている点が共通している。

 「ともに手の込んだ素晴らしい絵手紙を、二子町民にもぜひ披露したい」と、地元有志で「二人を応援する会」(筒井尚七会長)を結成。同級生や仲間などに送られた膨大な絵手紙の中から、それぞれ120枚を抽出して掲示した。

 及川さんは切り絵風に「論戦、いや単なる罵(ののし)り合いです」など風刺も交えるほか、歴史上の人物や好々爺(こうこうや)、僧侶、招き猫、こいのぼりなどを多彩に描き「一笑一若」「お互いにしわを数えて初笑い」などユニークな一言も添える。

 長内さんは主に花や草木を描き、「猛暑お見舞い申し上げます」「寒風にたえて冬ざくら」「さくら前線上昇中」など、季節感ある作品が目立つ。このほか、那須連山などの風景や人物、ダルマ、タイなど題材は多岐にわたる。

 絵手紙展開催に当たり、及川さんは「個人宛てに描いたもので恥ずかしいが、地元の皆さんに見ていただけるのは幸せなことで感謝しています」、長内さんも「自分の駄作で展示会を開催してくれるなんて夢のよう。地元で頑張る同級生、仲間には感謝しかありません」とのメッセージを寄せた。

 応援する会事務局の及川正男さん(73)は「2人とも地元への愛着が強く、待っている同級生、仲間も多い。ぜひ2人の力作を見てほしい」と話している。期間中は午前9時~午後4時。7日は休館。入場無料。

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