黒北高写真部に表彰状 いわてユネスコ賞【北上】
県ユネスコ連絡協議会(三田地宣子会長)の第26回いわてユネスコ賞の文化賞を受けた県立黒沢尻北高校写真部に対する表彰状の伝達が8日、北上市常盤台の同校で行われ、生徒が表彰を励みに切磋琢磨(せっさたくま)することを誓い合った。
同部は1~3年生32人が所属。県高校総合文化祭をはじめとする各種コンテストに意欲的に出品して優秀な成績を収めており、2021年度全国高総文祭では最高賞の文部科学大臣賞に輝く部員を輩出した。北上ユネスコ協会(澤田育生会長)の「市民の見た世界遺産と北上市の文化財展」などにも参加している。
同日は髙橋陽依部長、依田夕季、夏井花の両副部長(いずれも2年)、顧問の達下才子実習教諭に対し、同協議会の佐々木嘉直事務局長が表彰状、澤田会長が表彰盾を手渡した。
髙橋部長は「先輩たちが今まで頑張って活動してきた成果が認められたもので、自分たちの代でもらえてうれしい。写真部の良さが多くの人に伝わればいい」と喜びをかみしめ、依田副部長は「個人でテーマを決め、モデルや場所を見つけてコンテストに応募している。賞を受けて改めて頑張ろうと思った」、夏井副部長は「一人ではできない撮影もあるし、みんなの意見を取り入れて良くなる作品もある。これからも楽しく活動したい」と語った。