一関・平泉

冬にかん酒で味わって 「よいはな」限定生産、12日発売 花泉・磐乃井酒造【一関】

12日発売の特別純米酒「よいはな」を手にする磐乃井酒造の佐藤専務取締役

 一関市花泉町涌津の磐乃井酒造(阿部徳彦代表取締役)は、地元花泉産の酒米を原料に爽やかな酸味を際立たせた特別純米酒「よいはな」を限定生産した。冬の訪れで寒さが増す中、かん酒でより豊かな香りや味を楽しめる商品となっており、12日に発売される。 

 酒造好適米「美山錦」を原料に、味に爽やかさとうま味を加える有機酸(リンゴ酸、コハク酸)を増す多酸性酵母を使用。酸度は同社の商品では高い2・3、アルコール度数は15度。

 商品名は、かん酒にした際にふわっと広がる香りをイメージしたもので、ひらがな表記にすることで飲みやすさを表現。ラベルには酒米の産地となる地元花泉の田園風景をシルエットで描き、ひらがなの商品名と合わせてシンプルなデザインにまとめた。

 製造責任者で杜氏(とうじ)の佐藤竜矢専務取締役(36)は、「今後寒さが増す中、かん酒にもおすすめの味わいに仕上がった。650本の数量限定なので、花泉を感じてもらいながらぜひ飲んでいただきたい」と語る。

 価格は720ミリリットル入りで1650円(税込み)。問い合わせは同社=0191(82)2100=へ。

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