北上・西和賀

両陣営最後の訴え 西和賀町長選 あす投開票

 任期満了に伴う西和賀町長選は14日投票が行われ、即日開票される。届け出順に、4選を目指す現職細井洋行氏(72)=湯本=と行政書士の新人内記和彦氏(60)=沢内字前郷=がともに無所属で立候補。選挙戦は13日が最終日となり、両陣営とも最後の訴えに力を挙げる。

 細井氏は9月に立候補を表明。3期12年の実績の下、農業・観光の振興や「西和賀ブランド」の深化、子育て環境と地域教育の充実などを重点施策に据えている。「西和賀はひとつ」をキャッチフレーズに後援会(近藤英三会長)を中心とした選挙戦を展開し、最終日は午後6時50分からスーパーオセン湯本本店前で打ち上げの街頭演説を行う。

 内記氏は1月に出馬表明した。町民との対話を深め、英知を結集する公正な町政の実現を基本理念とし、後援会(大石忠夫会長)を軸とした活動で「町に新たな風を」と主張。高齢者の不安解消を図る体制の整備や土地改良事業の強化、公民館の在り方の再考などを掲げている。最終日は午後4時から沢内字前郷の事務所前でマイク収めを行う。

 投票は14日午前7時から午後6時まで17カ所で行われ、8時から旧川尻小学校体育館で開票される。当落判明は9時30分ごろとなる見通し。8日現在の選挙人名簿登録者数は4788人(男2230人、女2558人)。

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