一関・平泉

スマート申請導入 行政手続きオンライン化 市、拡充へ本格検討【一関】

 一関市は22日、スマートフォンを使って転出届や証明書の申請手続きができる「スマート申請」を24日から導入すると発表した。有価物集団回収報償金や高齢者運転免許証自主返納サポート乗車券等交付などの申請手続きサービスを皮切りに、2021年度内に転出届や所得課税扶養証明書交付申請などのサービスを順次追加する予定。佐藤善仁市長は「市の業務はたくさんある。いつごろまでにどの水準までデジタル化できるのかという内部検討に本格的に着手する」と話しており、22年度以降も拡充を図っていく方針だ。

 行政手続きのオンライン化は、新しい生活様式に対応し、新型コロナウイルスの感染リスク低減と市民の利便性向上、デジタル技術活用で内部事務効率化と人的資源による住民サービス向上につなげるのが目的。転出届や証明書の申請手続きなどにスマート申請のサービスを導入するのは県内初となる。

 24日にサービス開始する申請手続きは、▽有価物集団回収(缶・瓶など)報償金申請▽高齢者運転免許証自主返納サポート乗車券等交付申請▽下水道法に係る身分証明書発行申請―の3種類。

 さらに今年度中に、▽転出届▽所得課税扶養証明書交付申請▽軽自動車車検用納税証明書交付申請▽国民健康保険脱退届▽生ごみ減量機器購入事業補助金交付申請▽奨学金返還補助金交付申請▽犬の手続きの死亡届・登録事項変更届―のサービスも開始予定だ。

 利用方法は、市のホームページ上にある「スマート申請(ネットで手続き)」をクリックし、一覧の中から必要な手続きを選択。申請画面で必要な項目を入力し、送信する。証明書発行ではマイナンバーカードとクレジットカードが必要となる。転出届と証明書以外の手続きではマイナンバーカードが不要となる。

 市総務課によると、これまで書面でやり取りしていた申請や届け出手続きが手軽にスマートフォンやパソコンなどで可能になることで、市役所に足を運ぶ必要がなくなり、24時間手続き可能となる。

 国がマイナンバーカードの普及を含めたデジタル化を推進していることを踏まえ、市総務課も「全ての行政手続きについて一つでも多くのオンライン手続きができるように増やしていきたい」としている。

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