奥州・金ケ崎

日高火防祭 来年も中止 従来形式は困難 実行委理事会決定・3年連続【奥州】

従来形式の開催中止を決めた日高火防祭実行委理事会
代替行事検討

 奥州市水沢の春の風物詩「日高火防祭(ひぶせまつり)」の開催について実行委員会理事会は22日、市役所で開かれ、2022年の祭りについては従来通りの開催が困難として中止を決めた。中止が3年連続となることから伝統継承を危ぶむ声があり、代替行事を検討するという。23年については来夏をめどに判断基準を理事会に諮る考えだ。

 20人ほどの理事が出席。実行委会長の小沢昌記市長が「寄り添ってつくり上げなければならない祭り。祭りへの思いが希薄化しない取り組みが必要だ」とあいさつした。

 協議では22年の開催と、23年の判断基準が議題となった。同祭保存会が今年10月、来年の祭りについて意見交換した際には▽12歳未満のワクチンの見通しが立たない▽練習や当日の屋台運行について感染対策が困難▽感染が発生した場合の責任問題▽祭典でマスク着用をするかどうか▽第6波への備え―への懸念から6割が「中止」、4割が「やってもいい」と意見が分かれたという。

 同実行委事務局では、来年の開催は従来通りでは困難として中止と提案。ただ、伝統継承のため「新型コロナウイルス感染の落ち着きが見られる場合、代替行事を検討したい」とした。

 23年の祭りについては、「従来形式の開催を期待するもので、判断基準は夏ごろをめどに、理事会に諮りたい」と説明し、了承された。

 小沢市長は「23年は開催したい。開催に向けた課題があればどんどん寄せてもらいたい」と語っている。

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