大掃除前にプロの技学ぶ 佐倉河セ・女性ゼミナール【奥州】
奥州市水沢の佐倉河地区センター(千田晴郞センター長)主催の女性ゼミナール「おそうじ講習会」は17日、同センターで開かれ、地区内の女性9人がレンジフードや風呂などプロの掃除を学んだ。
女性ゼミナールは、生きがいのある充実した生活を送ってもらおうと開催。新型コロナウイルス感染拡大の影響でこれまで自粛していたが、今回は大掃除前に学ぶ機会として行われた。
同日は、「プロが教える、さっと手軽に掃除ができる」をテーマに、ダスキンの東北地域担当のサービスマスターマネジャー横田裕さんと、ダスキン水沢サービスチーフの菅原康裕さんが講師を務めた。
講座では普段の掃除で気を付けることや洗剤の使い方、効果的な汚れの落とし方、汚れを付きにくくするためのこつを指導。雑巾の絞り方では「効率的に絞る方法」として縦絞りを教えた。
中でもレンジフード周りでは、フィルターの掃除の仕方、フードを外しての内部清掃の指導に受講者も興味津々。2人の講師が「お湯を沸かしたりして油が柔らかくなるようにして」とアドバイスし、ペーパータオルに洗剤をかけて重ねる方法を実演すると、メモを取りながら細かいポイントを質問した。
このほかにも身近な物でできる風呂場の水あか防止対策もあり、受講者の1人は「大掃除に向けてしっかり覚えていきたい」と話していた。