県内外

古紙利用の消毒液導入 ラベルに障害者アート採用・岩手銀

 岩手銀行(田口幸雄頭取)は、廃棄予定の古紙を利用して製造された消毒液=写真=を各店舗に導入した。

 国連が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みの一環。同行で廃棄予定だった書籍や小冊子などを原料に微生物の力を利用しエタノールに変化させたもので、県外2社と協力して製造。消毒液を石油由来からバイオマス由来へ変えることで環境に配慮する。

 また、パッケージにはヘラルボニー(盛岡市)が契約する県内出身の障害のある作家が描いたアートを起用している。

 300本(1本の容量は1リットル)用意し、11月12日から同行の全店舗で来店客向けに設置された。中身がなくなり次第、順次通常のアルコールに切り替えている。

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