奥州・金ケ崎

シーズン安全 降雪願い スキー場開き 国見平、ひめかゆ、越路【奥州】

雪を待望しながらスキー場開きでテープカットする国見平スキー場関係者

 奥州市の国見平、ひめかゆ、越路の3スキー場は25日、安全祈願祭を行い、シーズンの無事などを祈った。同日は3スキー場のオープン日だったが、積雪不足でいずれも滑走不可。関係者は今後の天候に期待し「多くの人たちに楽しめるシーズンになってもらいたい」と話している。

 同市衣川の国見平スキー場では小沢昌記市長、地元市議、スキー協会、国見平スキー学校、奥州署、水沢消防署衣川分署などの関係者約40人が出席して安全祈願祭・スキー場開きが行われた。

 第2ロッジでの安全祈願祭では、神職が祝詞を奏上し、施設の清めばらいを行い、関係者が玉串をささげた。その後、ゲレンデに会場を移してスキー場開きを行い、関係者がテープカットをした。同日は積雪5センチで滑走できず、リフトの稼働はお預けとなった。

 同スキー場は、初心者から上級者まで楽しめる11コース(最大斜度30度)とスノーボードコースを備える。新型コロナウイルス感染拡大前は年間8000人ほどが訪れていた。同スキー場支配人の高橋寿幸衣川総合支所長(58)は「年末年始に間に合うよう雪に期待している。今シーズンも安全に楽しんでもらえるように運営したい」と語る。

 3スキー場の今シーズンは2022年2月27日まで。来年1月下旬から2月下旬にかけて各スキー場ではスノーフェスや感謝祭などのイベントを企画する。

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