一関・平泉

雪舞う中初スキー きょう小寒

降り続く雪の中、子供の初スキーを見守る両親=4日午前11時30分、一関市厳美町の祭畤スノーランド

 5日は二十四節気の一つ「小寒(しょうかん)」。本格的な寒さが訪れる「寒の入り」ともいわれ、立春(2月4日)前日までの「寒の内」の間は厳しい寒さが続く。

 4日の一関地方は、冬型の気圧配置や気圧の谷の影響で時折ふぶく雪模様。盛岡地方気象台によると、最高気温は一関氷点下0・5度、千厩で同1・2度の真冬日となった。積雪は午後6時時点で一関12センチ、祭畤は1メートル17センチにまで達した。

 一関市厳美町のスキー場・祭畤スノーランドでは、降り続く雪の中スキーやスノーボードを楽しむ多くの人で終日にぎわった。

 一関に帰省中の大木壱心ちゃん(5)は、この日が初めてのスキー。「何事にも怖がらず取り組むところがある」と語る父康弘さん(36)の言葉通り、物おじせず何度もチャレンジしていた。

 同スキー場は、2月まで日曜祝日が小学生リフト券無料。10日はスキーの日スペシャルイベントとして中学生以下リフト券無料のほか、キッチンカーの軽食販売なども予定している。

 同気象台によると、5日の県内は冬型の気圧配置が続き曇りや晴れで、内陸を中心に雪の降る所がある見込み。

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