北上・西和賀

本との出合い楽しみ 「福袋」人気 市立図書館【北上】

「中身の一言ヒント」を参考に「本の福袋」を選ぶ利用者

 北上市の市立図書館3館で5日、毎年恒例の人気企画「貸出☆本の福袋」が行われた。職員が厳選した書籍を見えないように福袋に入れて貸し出すもので、利用者は福袋に貼付された「中身の一言ヒント」を参考にしながら好みの福袋を手にしていた。

 思い掛けない本との出合いを提供することで読書の世界を広げるきっかけにしてもらおうという企画。本は司書ら職員が選定し、未就学児から小学校高学年まで4区分した子供用(3冊入り)と、大人用(1冊入り)を用意した。福袋には「じんわり、きもちがあったかくなったり、クスクスわらえるお話だよ!」などと中身が推測できるメモを貼り付けている。大人用は新刊を中心に貸し出し回数が少ない本を選んだという。

 大人用と子供用を合わせて30セット用意した同市本石町の中央図書館には開館と同時に多くの市民が訪れ、「ヒント」を読みながら熱心に品定めしていた。友人同士で来館した女子児童は「どうしよう、迷うなー」「これにしようかな」などと相談し合いながら選らんでいた。

 母親と一緒に訪れた星結翔君(飯豊小学校1年)は、「ヒント」にあった「めいろもあるよ!」の言葉を見つけて迷わず福袋を手にし、さらに10冊を借りていた。星君は「ゲームも好きだけど、冬休み中は1日1冊は本を読んでいる。(福袋に)何が入っているのかが楽しみ」と喜んでいた。

 同館の髙橋香織さんは「本を選ぶのは好みもあるのでどうしても偏りがちだが、違うジャンルの本に出合って感動することも多い。福袋がそのきっかけ作りになればうれしい」と、笑顔で利用者の対応に当たっていた。

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