一関・平泉

かまばた織りでコースター製作 大東・興田子ども教室【一関】

かまばた織りの技法でコースター製作を体験する参加者

 一関市大東町の興田市民センターが主催する子ども教室は12日、同町鳥海の大東開発センターで開かれ、町内児童がかまばた織りでのコースター製作や将棋を楽しんだ。

 冬休み中の小学生を対象に開かれ、興田と大東両小児童計15人が参加。将棋教室は興田地区老人クラブ、かまばた織りは興田かまばた織りの会が講師を務めた。

 かまばた織りは別名「裂き織り」とも呼ばれ、裂いた古布を利用して作る厚手の織物で、興田小の児童10人が同会会員に教わりながら同センターに保管されている織機2台を使って縦横約10センチのコースター作りに挑戦。児童は糸の間に裂いた布を通しながら、足で織機を操るなどして織り進めていった。

 作品は同会会員が仕上げの作業を行った後、同校を通じて児童の手元に届く。

 1年生の頃から参加している小野寺颯介君(興田小6年)は「良いのが作れるとうれしい。きょうは今までで一番の物を作りたい」と意気込んでいた。

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