進級・進学へ勉学に励む 小学校で3学期始業式 県南地方
県南地方の多くの小学校で18日、3学期の始業式が行われた。児童たちは冬休みの楽しい思い出を胸に、新年度の進級・進学に向け元気に勉学に励むことを誓った。
北上市二子町の市立二子小学校(齋藤佳孝校長、児童196人)では、全校児童を前に齋藤校長が「冬休みは大きな事故や感染症もなく皆、元気にスタートできてうれしい。マスクや手洗い、うがい、換気をしっかりし、(各学年の)縦割り清掃を大切にして次の学年、中学校に進む準備をしてほしい。雪の事故にも気を付けて楽しい3学期にしましょう」と語り、髙橋萌叶さん(5年)は「冬休みは洗濯物のたたみ方、食器洗いなど家の手伝いを頑張った。3学期は自分から進んでリーダーを引き受け、勉強も頑張り立派な6年生になりたい」と誓った。
各教室で児童たちは、冬休みの様子を報告。宿題や冬休みに手掛けた作品を提出したり、3学期に何をするかを確認した。2年1組では「スキー、スノーボードをした」などと児童が笑顔で報告し、藤原鉄生君は「いっぱい雪遊びをして楽しかったし、粘土でルームプレートを作った。3学期は勉強を頑張りたい」と目を輝かせていた。
小学校各校の始業式は19~21日に行われる。