規模縮小３年ぶり開催へ　あすから出場者募集　イーハトーブハーフマラソン【花巻】

　イーハトーブ花巻ハーフマラソン大会実行委員会は、４月２４日に開催する第１０回大会の出場者を募集する。新型コロナウイルスの影響で中止が続いており、３年ぶりの開催。参加定員、実施種目を減らすなど大会規模を縮小し、感染対策を講じて参加者やスタッフの安全を確保しながらの開催を目指す。

　大会は花巻市松園町の日居城野陸上競技場を発着点にした完全往復コースのハーフマラソン。２０１３年に始まり、３回大会からは４月下旬の日曜日に実施され、北東北でシーズン最初の日本陸連公認ハーフマラソン大会として人気を集めている。１９年の７回大会はハーフマラソン２３１１人を含む３６４６人がエントリーして開かれた。

　今回はハーフマラソンの部（一般）のみで、参加者の居住地は問わないが、中高生は募集しない。参加定員は先着１０００人。従来の３キロの部、１０キロの部は密集を防ぐため実施しない。

　エントリーは、マラソンのインターネットサイト「ＲＵＮＮＥＴ（ランネット）」のみで、２０日から２月２８日までの間、先着順に受け付ける。参加料は大会中止保険料３５０円を含め１人７３５０円。同大会の新型コロナウイルス感染症対策ガイドラインの内容を確認した上で申し込む。

　ただし、感染拡大により大会を中止する場合がある。大会を中止した場合は、オンライン大会を開催し、全ての参加申込者が自動でエントリーされる。

　新型コロナの感染拡大による中止の場合は同サイトのランナーズポイント「ＲＵＮＰＯ」で参加料全額（７０００ポイント）を返金。地震や風水害等の自然災害による開催中止の場合は参加料全額（７０００円）を返金する。

　感染症対策として大会当日は入場口を限定し、エリア規制を行う。参加者はスマホアプリ「ＲＵＮ　ＰＡＳＳＰＯＲＴ健康チェックシステム」で直近２週間の健康チェック、当日朝の検温に協力する。開会式や表彰式、閉会式などは行わない。

　問い合わせは市スポーツ振興課＝０１９８（４１）３５９３＝へ。