県内外

2度目の県独自緊急事態宣言 不要不急の移動自粛を 新型コロナ【岩手】

 県は23日、新型コロナウイルスの直近1週間の人口10万人当たり新規患者数が県全体で15人を超える15・2人となったことを受け、県独自の緊急事態宣言「岩手緊急事態宣言」を発出した。県民に感染リスクの高い場所への外出自粛をはじめ、緊急事態措置区域やまん延防止等重点措置区域への不要不急の移動を極力控えるよう求めている。【2面に関連】

 県が同日に開いた新型コロナ対策本部員会議で発出した。2021年8月に出されて以来2度目。

 県内では、新たな変異株「オミクロン株」や年末年始の帰省などをきっかけに、今月に入り新規患者数が増加傾向となった。8日には同株の市中感染確認を受け、県が「岩手警戒宣言」を発出。県民に感染対策徹底を求めていたが、23日公表分の新規患者を含め、対人口10万人当たり新規患者数が15人を上回った。

 岩手緊急事態宣言は、対人口10万人当たり新規患者数が10人未満となるか、新規患者数の減少傾向が2週間程度継続するまで県全域に適用される。現段階で飲食店などに対する時短営業は求めていない。

momottoメモ

地域の記事をもっと読む

県内外
2024年4月25日付
県内外
2024年4月25日付
県内外
2024年4月25日付
県内外
2024年4月25日付