北上・西和賀

働く若者の思いまとめる 「魅力図鑑」作製 西和賀高1、2年が取材

西和賀高生が町内で働く人を取材してまとめた「西和賀まち・ひと・しごと魅力図鑑」

 県立西和賀高校(鈴木裕校長、生徒95人)の1、2年生は、西和賀町内で働く若者らを取材してまとめた冊子「西和賀まち・ひと・しごと魅力図鑑」を作製した。27日に同町上野々の町文化創造館銀河ホールで完成発表会が開かれ、生徒が活動の振り返りや、取り組みを通じて発見した西和賀の魅力などを伝えた。

 総合的な探究の時間「いのち輝く百年創造塾」の一環で、2020年に続き2年目となる取り組み。1、2年生60人が2~5人の班に分かれ、UターンやIターンにより町内で働く21人・組から「西和賀で働くきっかけは」「今やっている仕事の成果は」「今後の夢は」など過去・現在・未来について聞き取り、記事化した。対象者の写真や一日のスケジュール、取材した生徒のメッセージなども盛り込み、編集して仕上げた。

 発表会には生徒や来賓らが出席。代表生徒がパワーポイントなどを使って図鑑の内容を紹介したほか、記事作成で大変だったことやデザインのこだわり、制作過程をまとめた動画に込めた思いを語った。

 藤原颯太さん(1年)は「聞いたことをまとめ、限られた時間で完成させるのは大変だったが、地域の良さを再確認できた。取材した人の『地元に戻って働きたい』という思いを伝えたかった」、久保由愛さん(1年)は「西和賀には他の地域にはない問題があるけど、それ以上に魅力があることが分かったし、自分が仕事を選ぶ参考になった。読んだ人には西和賀の特産だけでなく裏側も感じてもらいたい」と話していた。

 同図鑑はA4判、カラー刷りで800部を発行。今後、中学生や移住者らに配布する予定だ。鈴木校長は「西和賀は豊かな自然が魅力だが、それよりも人の温かさ、仕事への情熱、人とのつながりはもっと大きな魅力。町内の魅力あふれる人に出会えたことは、これからの人生に大きな影響を与える。人生の岐路や、壁に当たったときに今回の学びや経験を生かしてほしい」と生徒に語り掛けた。

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