奥州・金ケ崎

そり遊び人気 ちびっこパーク開設 えさし藤原の郷【奥州】

歴史公園えさし藤原の郷が園内に設けているちびっこそりパーク(同公園提供、開設時撮影)

 奥州市江刺岩谷堂字小名丸の歴史公園えさし藤原の郷は、園内に冬季限定のちびっこそりパークを開設。小学校3年生以下のそり遊びを受け入れている。

 冬季の同公園は、散策に訪れる観光客の足が寒さで鈍りがちだった。一方で新型コロナウイルスの感染拡大以前は台湾からの観光客が多く、雪景色が好評だったことに着目。雪を利活用して冬のおもてなしをしようとそりパークを始めた。同公園によると、初めて開設した昨冬は見守りの保護者を含めて約800人が来場した。

 滑走場所には野外ステージ舞楽殿裏の斜面を活用。今冬はスタート地点や斜面両脇に雪を盛り固め、安全性や遊びやすさを高めて2021年12月28日に開始した。今年1月29日現在約700人が来場し、昨冬を上回る人気となりそうだ。

 積雪状況によるものの、2月末まで開設する予定。同公園は「地元を中心に利用がある。新型コロナウイルスが収束したら、さらに多くの人に来場してほしい」としている。

 そりパーク利用での子供の入場は無料。窓口で利用を申し出て入場する。保護者の付き添いが必要で入場料は1人300円だが、奥州市民は無料となる。

 滑走はそりでのみ可能で、スキーや雪上自転車などは不可。そりは原則持ち込みだが、1回40分、200円でレンタルもしている。時間は午前10時~午後3時。

 問い合わせは同公園=0197(35)7791=へ。

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