一関・平泉

旅立つ未来にサクラサク 大東図書館・黒板アート展【一関】

卒園や卒業を控えた子供たちにエールを送ろうと大東図書館に展示されている「さくら咲け」をテーマにした黒板アートと吉田さん

 一関市大東町の大東図書館(岩渕敏郎館長)で、特別企画展「黒板アートの世界」が開かれている。市内在住のイラストレーターが手掛けた「さくら咲け」をテーマにした黒板アートが卒園や卒業を控えた町内の園児や児童生徒に温かいエールを送っている。3月23日まで。

 制作したのは、市内在住のデザイナー・イラストレーターの吉田有華さん(33)。図書館側から今春の卒園・卒業生の門出を一足早く祝い、新たなスタートにエールを送りたいと作画の依頼を受け、今月1日から7日まで延べ20時間ほどをかけて仕上げた。

 作品は立体的に見えるようにと大小5枚の黒板を組み合わせたもので、左右約7メートルにも及ぶ。同館の移動図書館車「なぎさ号」が満開の桜が咲く野原に止まり、その周りにタンポポやフキノトウ、モンシロチョウなどを赤や白、黄のチョークで繊細に描いた。「町内全域を走り回っているなぎさ号をメインにして春をイメージして描いた。春にはそれぞれが希望を見つけてそれを実現させるという意味がある。コロナ禍で大変な時期だが、希望を持ってそれぞれの道で頑張ってほしい」と作品に願いを込めた。

 吉田さんは2015年から東京都内でカフェやバーの看板、POPなどを独学で描き始めた。20年にコロナ禍をきっかけに帰郷し、フリーのデザインナー・イラストレーターとして起業。昨年は大原中学校PTAの依頼で卒業生向け黒板アートなども制作した。

 開館時間は午前10時から午後7時(土日・祝日は6時)まで。月曜日休館。

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