奥州・金ケ崎

豊かな風味楽しんで 「和花」2種店頭販売 K.S.P 国産ハーブリキュール【金ケ崎】

22日に店頭販売が始まった国産ハーブリキュール・和花の「樹」(左)と「果」(K.S.P提供)

 国産ハーブリキュールの製造を手掛ける金ケ崎町西根下桑ノ木田のK.S.P(老川和磨代表取締役)は22日、和ハーブリキュール「和花」シリーズ2種類の店頭販売を始めた。新開発の商品を取り扱う応援購入サイトで人気を博した商品で、季節の国産原料を盛り込んでいる。あえて少量とし、気軽に飲酒する時間やハーブの風味の豊かさを楽しんでもらう。

 和花には、地元をはじめ国産の季節ごとの原材料を使用。春をイメージした「樹(いつき)」はユズをベースに、ヒバやヒノキなど森林を思わせる香り。秋を表現した「果(みのり)」は、ほうじ茶やラベンダー、ラズベリーなどを使用した。

 飲酒の機会がかつてに比べて減った若者を主なターゲットに、10%と低めのアルコール度数、200ミリリットルの飲み切りやすいサイズで展開。先行販売した応援購入サイト「Makuake」では約3カ月で目標を上回る300万円以上を売り上げた。数量限定で販売。老川代表は「国産ハーブリキュールは国内でも希少。普段アルコールを多く飲まない人にも新しい飲酒体験をお届けしたい」としている。

 「樹」と「果」のセット価格は3300円(税込み)。町内では小沢商店と町産業開発公社(町民菜園パーク内)、奥州市では小林商店、北上市では渡辺酒店(江釣子ショッピングセンターパル内)で販売している。

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