奥州・金ケ崎

希望の春 全力疾走 今年度岩手競馬 水沢で開幕【奥州】

2022年度の岩手競馬が水沢競馬場で開幕。多くのファンや家族連れが訪れ、レースに熱い視線を送った

 2022年度の岩手競馬が3日、奥州市の水沢競馬場で開幕した。暖かい春の日差しに誘われて競馬ファンが次々と訪れ、競走馬の走りを見守った。今季は22開催、130日間のレースが予定されている。【5面に関連】

 初日は好天に恵まれ、200人余りのファンや家族連れなどが列をつくって開門を待った。開幕を記念して入場無料としたほか、グッズやファンブックなどが先着800人に配られた。

 開幕セレモニーでは、県競馬組合管理者の達増拓也知事が「ファンに元気あふれるエネルギーを伝え、関係者一丸となって希望あふれる未来へと全力で駆け抜けることを誓う」と開幕宣言。県調騎会騎手部会の村上忍会長が「全身全霊走り続ける」と宣誓した。

 パドックで馬の様子を確かめ、馬券を購入したファンは、観客席などでレースのスタートを待った。コロナ禍で静かな観戦が定着し、ファンは声援の代わりに熱い視線を送っていた。

 南広場では地元の飲食店などのキッチンカーや屋台が並び、家族連れなどが行楽気分を味わっていた。

 今年度は、8年ぶり3回目となる地方競馬最高峰のJBC3競争(JBCクラシック、JBCスプリント、JBCレディスクラシック)が11月3日に盛岡競馬場で開催されるなど、注目のレースが予定されている。

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