奥州・金ケ崎

奥州市も20%還元事業 ペイペイキャンペーン 商工2団体、6月から

「がんばろう奥州! PayPayを対象店舗で利用すると最大20%が戻ってくるキャンペーン」をPRする鎌田会頭(左)と菅原会長

 奥州商工会議所(鎌田卓也会頭)と前沢商工会(菅原繋夫会長)は、6、7月に消費喚起事業「がんばろう奥州! PayPay(ペイペイ)を対象店舗で利用すると最大20%が戻ってくるキャンペーン」を実施する。奥州市のキャッシュレス決済事業補助金を活用。市内でペイペイ決済した金額に応じてポイントを付与する。今回初のキャッシュレス決済の還元キャンペーンを行う両者は「事業を通じて地域経済を盛り上げたい」としている。

 同事業は新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ市内事業者の売り上げや交流人口などへの対応策として実施。地域経済を盛り上げるとともに、非接触型決済(キャッシュレス決済)の普及を促し、新しい生活様式の定着を図る。

 2カ月間行われるキャンペーンでは、ペイペイによる決済金額の最大20%のペイペイポイントが付与される。ポイントの付与上限は、1決済5000ポイント(5000円相当)、1カ月1万ポイント(1万円相当)、期間全体で2万ポイント(2万円相当)。

 対象店舗は、市内中小企業者と個人事業者のうち、運輸業、小売業、飲食サービス業、生活関連サービス業、娯楽業で、ペイペイ決済を導入する事業者の営む店舗。法人の場合は市内に本社、本店があることが条件に加わる。

 両者は開始前に事業者向けと消費者向けの説明会を開催する。事業者向けの説明会は、今月25~28日の午前10時30分からと午後2時からの計8回で、会場は同商議所本所(25、28日)、同江刺支所(26日)、同商工会(27日)。消費者向けの説明会は、決済用アプリのインストールの仕方や基本的な使い方などを指導するもので、日程は未定だが水沢地域で3回、前沢地域で2回を予定している。

 問い合わせは同商議所=0197(24)3141=、同商工会=0197(56)2105=へ。

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