一関・平泉
自然の魅力 満喫して 今季利用開始祝う 千厩・飛ケ森キャンプ場【一関】
一関市千厩町奥玉の飛ケ森キャンプ場びらき（実行委主催）は２４日、現地で行われ、出席者がテープカットを通じて利用開始と行楽シーズンの到来を祝った。
実行委や奥玉振興協議会、市観光協会千厩、地元住民ら約５０人が出席。新型コロナウイルス感染防止対策として規模を縮小し、出席人数を絞ったほか、郷土芸能団体のアトラクションなどの実施は取りやめた。
櫻森神社の奥玉昌代宮司による神事に続き、主催者代表の加藤博幸実行委員長が「当キャンプ場の利用者も増加している。無料、トイレがきれいといった要因もあるが、飛ケ森の自然の魅力が大きいはず。地域の宝として維持し、さらに地域活性化の推進に寄与できるような取り組みを目指したい」とあいさつした。
室根山と桜の木を背に、千厩小学校の児童３人による金管バンドが演奏を披露したほか、代表者がテープカットしてシーズンの幕開けを喜び合った。
終了後には関係者が施設内の環境整備を行ったほか、前日の２３日には地元の子供ら７０人ほどが参加し、ウオーキングを兼ねた周辺の美化活動にも取り組んだ。
同キャンプ場はテントデッキや広場、炊事場、屋外トイレなどを備え、今シーズンは１１月初旬までの利用を予定している。利用は無料だが事前申し込みが必要。問い合わせ、申し込みは奥玉市民センター＝０１９１（５６）２９５０＝へ。
