奥州・金ケ崎

古民家でにぎわい創出 骨董や農産物 出店多彩に 「永」、市を定期化 毎月第4土曜【金ケ崎】

古民家で骨董市などを繰り広げた「永蚤の市」

 金ケ崎町永栄仙光の「古民家交流空間 永―TOKOSHIE(とこしえ)」は、「永蚤(のみ)の市」を今春から始めた。同施設で行ってきたイベント「永Marche(マルシェ)」を月1回定期化し、新たなにぎわいを呼び込む。

 永は、古民家を改修し出会いと発見の場にしようとオープン。合同会社いと・をかし(岩隈大樹代表社員)が運営している。

 マルシェは古民家の雰囲気を生かした主催イベントとして開業した2020年から不定期で行ってきた。利用方法を広げようと今回から定期化し、今後は毎月第4土曜日に開催していく。

 第1回は4月29日に開かれ、骨董市や飲食などのコーナーで来店者や出店者が交流した。

 今回は奥州市や花巻市、北上市から10組が出店した。昭和の古道具や陶器、自家製の農産物、手びきのコーヒーなど古民家のムードに合ったレトロなコーナーが開設され、来店者は思い思いに巡りながら楽しんだ。

 岩隈さんは「初めて出店してくれた人もいて、来店者や出店者同士の交流にもつながる機会となった。永は貸館利用を受け付けており、イベントなどで活用したい人は気軽に申し込んでほしい」と話していた。

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