北上・西和賀

お待ちかね西わらび 西和賀産業公社 オセン北上店で販売開始

スーパーオセン北上店で今年産ワラビを販売している西和賀産業公社

 西和賀町の西和賀産業公社は17日、北上市流通センターのスーパーオセン北上店で同町特産の「西わらび」の販売を始めた。町内の国道107号が通行止めとなっていることを受け、西和賀への足が遠のいている消費者に旬の味覚を売り込む。同店入り口付近に6月12日までブースを設ける予定で、午前9時から午後2時30分まで営業する。

 同町大石地内の国道107号は2021年5月の地震をきっかけにのり面の変状が確認されて以来、1年以上にわたって通行止めが続いている。同公社が運営する国道沿いの道の駅錦秋湖も休業を余儀なくされている中、シーズンを迎える西わらびを多くの人に味わってもらいたいと、昨年のこの時期に北上での臨時出店に乗りだした。

 2年目となる今年の初日は、あく抜きした水煮のワラビ(150グラム)や同町産米を使った「西和賀のどぶろく ユキノチカラ」(甘口・辛口)などを販売。特に初物のワラビは人気が高く、買い物客から「これは今年採れたの?」「生のワラビはないの?」などと声を掛けられていた。

 同市堤ケ丘の瀬沼キミ子さん(80)は「西和賀のワラビはぬめりがあっておいしいので、今年も楽しみにしていた。めんつゆを合わせて食べたい」と購入。同公社の藤原勝常務取締役は「前は道の駅で買い求める方がたくさんいたが、通行止めで行きたくても行けないという声を頂いている。これからは生のワラビも並ぶので、たくさんの方に西和賀の春の味を満喫してほしい。『待っていたよ』と言ってもらえるのがうれしい」と話していた。

 同公社によると、今年産のワラビは雪が多かった影響で生育は遅めだが、収量、品質とも例年並みが見込まれる。収穫は今月下旬にピークを迎え、来月下旬まで続く見通し。

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