花巻

二つの食感楽しんで ソーセージドッグ開発 花巻農高研究班 盛岡のベーカリーと共同で

「花農ソーセージドッグ」を手にする花巻農高ソーセージ研究班の4人

 県立花巻農業高校食農科学科ソーセージ研究班の3年生5人は、盛岡市のベーカリー「PanoPano(パノパノ)盛岡向中野店」と、同班が開発したソーセージを具材に、「花農ソーセージドッグ」を共同開発した。19日から同店で販売しており、22日までの期間限定。

 地産地消のソーセージ作りに挑戦する同班では、県産豚肉や北上市の二子さといも、同校独自の米こうじを原料としたソーセージ「花農ヴァイスブルスト」を2021年から開発。二子さといもは、通常廃棄されるという「頭芋(かしらいも)」や規格外の「子芋」を有効利用しており、「ソーセージを広く知ってもらうとともに、原料を作る農家の生産意欲につなげたい」と、同班担当の村上利行教諭(50)が共同開発を提案した。

 1月ごろから、同店リテイル事業部の折祖健朗主任(31)が中心となり、ソーセージに合うパンや味付けを考え、試作を重ねた。生徒も試食して意見を共有し、完成にこぎ着けた。

 もっちりとした食感のソフトフランスパンに、焼いたソーセージを挟み、タマネギやピクルスを入れたマスタード風味のソースを乗せた。パンの内面には、えごま入り粒マスタードを散りばめた。ソーセージの存在感が引き立つようこだわった一品で、1個500円(税込み)。

 初日は同班の生徒4人が店頭販売。藤原彩樺さん(17)は「コロナ禍で自分たちが作ったものを食べてもらう機会がなかったので、外の人に食べてもらえるのがうれしい。ソーセージとパンの食感を楽しみながら食べてもらいたい」と笑顔を見せた。

 村上教諭は「お客さんの声などを聞いて分析し、安定して提供できる商品に育てていけたら」と今後を見据えていた。

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