緑深まる季節へ 国道397号冬季閉鎖解除【奥州】
奥州市胆沢若柳と秋田県境をつなぐ区間の国道397号の冬季通行止めが27日、解除された。雨の中、本県側の平七沢ゲートが開かれ、通行が再開された。
解除された区間は、同ゲートから秋田県境までの16・3キロ。冬季通行止めは2021年11月8日に始まり、道路管理者の県南広域振興局土木部は4月7日から除雪を進めてきた。昨冬は積雪が多く、雪による道路の破損箇所の修復などを経て、21年より7日遅い解除となった。
通行止めは秋田県側と同時刻の正午に解除。同部立ち会いの下、業者がロックなどを外し、ゲートを開けた。例年は山菜採りなどに向かう一般車両が通行再開を待ってゲートの前に列をつくるが、再開初日は強い雨が降ったこともあり通行車両は少なかった。