花巻

労災防止へ留意点確認 労基協花巻支部 安全管理者ら合同研修

労災防止へ留意点を確認した合同研修会

 岩手労働基準協会花巻支部(宮澤一郎支部長)の2022年度安全管理者・安全衛生推進者等合同研修会は7日、北上市文化交流センターさくらホールで開かれ、参加者が労災防止へ留意すべき点を確認し、安全意識を高めた。

 全国安全週間(7月1~7日)を前に今月は準備期間に位置付けられており、研修会には花巻労働基準監督署、同支部管内(花巻市、北上市、奥州市水沢、江刺、胆沢、遠野市宮守町、金ケ崎町、西和賀町)の事業所から約230人が出席した。

 同労基署安全衛生課長の大川友和さんが「全国安全週間を迎えるにあたって」と題して講話し、同労基署管内の今年1~4月の労災死傷者(休業4日以上)は157人(前年同期比33人増)だったと説明。過去15年間で最も多かった21年を上回るペースで、冬場を中心に転倒が84件で全体の過半数を占めたことを語った。

 全国的傾向として「近年は就業人口の高齢化で高齢労働者の労災、転倒や腰痛といった作業行動に起因する労災が顕著に増加している」と解説。「経営トップが安全に向けて所信表明して労働者を啓発し、朝礼などでも作業の安全性を確認してほしい。職場を総点検し、非定常作業の際にはしっかりと内容を打ち合わせして手順を踏んでいただきたい」と求めた。

 続いて、中央労働災害防止協会東北安全衛生サービスセンター専門役で安全・衛生管理士の昆野良久さんが「高年齢労働者の安全と健康確保対策」と題し、転倒予防や腰痛予防対策を中心に講話。参加者は労災防止に向け参考にしようと、熱心に聞き入っていた。

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