花巻

新たな桜名所に 108本植樹完了 東和・津島神社内公園【花巻】

前林公園内に植えられた桜の苗木

 花巻市東和町前田の津島神社(吉田健弘宮司)敷地内にある前林公園で2017年から進められていた桜の植樹作業が完了した。社殿を囲むように108本の桜が植えられ、吉田宮司は地元の新たな名所になることを願っている。

 植樹は同公園を桜の名所に育て、地域活性化につなげようと実施。県緑化推進委員会の緑の募金を活用してヨシノザクラとヤエザクラの苗木を購入し、社殿周辺の林を公園として整備してきた。最終となる4度目の植樹は5月29日に行われ、氏子や総代ら15人が参加。東側に高さ170センチほどの苗木20本を植えて、大きく成長するよう期待した。

 園内には桜とともに、ドウダンツツジの苗木も植えられているほか、薬花草を植えた花壇の整備を進めている。今回植樹した20本の苗木は、3年後に花を付けるという。

 同神社では108本の桜を「希望の桜」と命名。吉田宮司は「皆さまの協力で植樹を終えることができた。この地域には多くの桜が植えられた公園は少ない。しっかりと管理して、地元住民が気軽に集える場所になってほしい」と語っていた。

地域の記事をもっと読む

花巻
2024年3月29日付
花巻
2024年3月29日付
花巻
2024年3月29日付
花巻
2024年3月29日付