北上・西和賀

がん征圧 励まし支え合い RFL3年ぶり リアル開催【北上】

北上で3年ぶりにリアル開催されたRFL。リレーウオークで練り歩く参加者=北上市立花・みちのく民俗村

 がん征圧・がん患者支援チャリティーイベント「リレー・フォー・ライフ(RFL)・ジャパンきたかみ2022」(実行委、日本対がん協会主催)は11日、北上市立花のみちのく民俗村で開かれた。3年ぶりに会場でのリアル開催でリレーウオークやステージイベント、キャンドルナイト「ルミナリエ」などが多彩に催され、約170人の参加者が支え合いの輪を広げた。

 北上でのRFLは2017年に始まり、新型コロナウイルスの影響で20、21年はオンラインなどで代替。今回は規模を縮小するなど感染対策を徹底し、開催時間も本来の24時間から6時間程度とした。

 開会式で髙橋敏彦市長は「このイベントで多くの皆さんが勇気づけられている」と意義を語り、千葉恭一副実行委員長が開会を宣言。リレーウオークを始め、髙橋寛美実行委員長、髙橋市長らを先頭に各団体の参加者が同村内のコースを練り歩いた。

 ステージでは小中学生の北上ミューズコーラス隊が息の合った歌声を響かせたほか、フラダンス、バンド演奏、ハープ演奏が多彩に繰り広げられ、がん検診に関する医療対談も行われた。夕方からは「ファイト!」「空から見守ってください」「回復祈ってます」など闘病中の患者を励まし、亡くなった人々をしのぶメッセージが添えられたルミナリエが点灯され、幻想的な輝きを放っていた。

 がん患者の会・びわの会代表の髙橋みよ子さん(68)=同市里分=は「われわれにとって、次の1年は長い。やはり顔と顔を合わせて『元気』と言い合えてうれしい」とリアル開催を喜び、製薬会社の一員として参加した東田孝平さん(38)=盛岡市=は「雰囲気が感じられるすてきな会場で、いい経験になった。今後もできることをしたい」と話していた。

 髙橋実行委員長は「3年ぶりのリアル開催で心配したが、多くの皆さんの協力や募金、協賛があり、予想以上の方々に来場いただいた。リアルで会い、触れ合う大切さを改めて実感した」と成果を語った。

 参加費の一部や募金などは、日本対がん協会を通じ、がん患者支援、新薬開発、若手医師育成の奨学金などに役立てられる。

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