2人死亡、最多976人感染【岩手】
県と盛岡市は22日、新たに10歳未満~90歳以上の男女976人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。21日公表分を1人上回り、過去最多を更新した。重症者はいない。また、県は入院中で基礎疾患のある65歳以上の高齢患者2人が17日に死亡したと公表。県内の死者は102人、患者累計は4万6339人となった。
保健所別の内訳は盛岡市294人、中部261人、県央101人、奥州100人、一関65人、久慈53人、二戸43人、宮古27人、釜石21人、大船渡11人。中部と二戸で過去最多となった。
新規クラスター(感染者集団)は4件発生。盛岡市の福祉事業所で1人判明し公表済み4人を含め計5人、県央保健所管内の教育・保育施設で5人判明し公表済み1人を含め計6人、一関保健所管内の高齢者施設で2人判明し公表済み5人を含め計7人、久慈保健所管内の医療施設で2人判明し公表済み8人を含め計10人がそれぞれ感染した。
このほか、公表済みのクラスター16件で新規患者が確認された。
直近1週間の人口10万人当たり新規患者数は県全体360・1人、盛岡市442・3人でともに過去最多を更新。病床使用率28・3%。自宅療養者は553人増え、過去最多の5436人。