花巻

パドル手に誘導疑似体験 児童が仕事や役割学ぶ 航空教室 空港ビル【花巻】

パドルを手に航空機誘導を体験する児童

 県空港ターミナルビル主催の子ども航空教室は7日、花巻市東宮野目のいわて花巻空港で開かれた。参加した県内外の小学生たちが定期便航空機の見学などをしながら、本県空の玄関口の仕事と役割を学んだ。

 同空港を身近に感じてもらうことなどを目的に毎年開催している。小学生19人が参加し、普段は立ち入ることができないエプロン(駐機場)エリアでの国内便見学をはじめ、同空港に乗り入れるフジドリームエアラインズ(FDA)社員による航空教室などが実施された。

 航空教室では、搭乗までの手続きや飛行機内に持ち込みできる物品、整備の仕方などを学習したほか、パドルを使って飛行機の誘導を疑似体験した。旅客機の見学では、児童たちは記念撮影を楽しみながら、滑走路から離陸する旅客機に手を振って見送った。

 終了後にはFDAなどから飛行機型ライトなどのお土産が贈られ、子供たちは笑顔を見せた。昆野伊臣君(北上市立黒沢尻北小4年)は「近くで見る飛行機は音がとても大きくて驚いた。花巻空港に来るのは初めてだったので、すごく新鮮だった」と満足げだった。

地域の記事をもっと読む

花巻
2024年4月20日付
花巻
2024年4月20日付
花巻
2024年4月20日付
花巻
2024年4月20日付