事故のない地域へ決意 市交通指導員委嘱状交付【北上】
北上市交通指導員委嘱状交付式は5日、市役所で行われ、新たに指導隊長に就任した佐藤幾子さん(70)=村崎野=らが交通安全のリーダーとして事故のない地域づくりに取り組む決意を新たにした。
髙橋忠行前隊長が6月末で退任したのに伴い、7月の幹部会で佐藤隊長、筒井恒男副隊長(67)=二子町=、千田要治部長(74)=相去町=、髙橋達夫班長(73)=鬼柳町=の新体制が決まった。任期は2025年3月末まで。
同日は髙橋敏彦市長が4人に委嘱状を手渡し、「体を壊さず頑張ってほしい。新型コロナウイルスに十分気を付けて活動していただきたい」と活躍に期待した。
市交通指導員は、街頭活動などを通じて市民の交通安全の意識高揚などに取り組む。
1979年から指導員を務め、同市で初めての女性隊長となった佐藤隊長は「北上市が目指している死亡事故ゼロ1年間に向けて活動していきたい。特に子供と高齢者の事故防止に力を入れたい」と意気込みを語った。