一関・平泉

上品な甘みたっぷり 平泉 黄金メロンいかが

お盆シーズンを前に店頭販売が始まった「黄金メロン」=平泉町・道の駅平泉

 平泉町特産で上品な甘みと香りが魅力となる「黄金メロン」の販売が町内で始まり、帰省中の家族連れらが贈答や土産品などにと買い求めている。

 黄金メロンは1997年に本格栽培がスタート。ビニールハウスでの立ち作り栽培で1株に1玉だけ実らせることで糖度を高めるのが特徴で、町内の生産者で組織する平泉黄金メロン研究会(高橋正洋会長)では糖度が14度を上回らなければ「黄金」を冠することを認めない厳しい基準を定めて栽培を続けている。

 同研究会では、初出荷に向けて3日に今季初の糖度検査を実施。大きさが例年より小ぶりなものの、規定の糖度に達した会員2人のメロンが道の駅平泉(同町平泉字伽羅楽)の産直施設で今週から店頭に並び、12日には贈答用に買い求める帰省客の姿が見られた。

 同駅では現在、切り花や野菜、海産物などの販売を中心としたお盆セールを16日まで展開中で、13日は午前6時から盆用品を限定販売する朝市を開催。27、28両日には同研究会による黄金メロンの即売会も予定されている。

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