北上・西和賀

輪踊りにぎやかに 市民有志企画も さくら盆ジュール【北上】

輪踊りを繰り広げる来場者

 北上市文化交流センターさくらホールのオリジナル盆踊り大会「さくら盆ジュール2022」は11日、同ホールで開かれた。輪踊りや伝統芸能、ステージ発表など多彩なイベントが繰り広げられ、大勢の来場者でにぎわった。

 2013年に始まった恒例イベント。新型コロナウイルスの影響で前年はオンライン形式だったが、今回はリアル開催。市民有志・さくらパークプロジェクト実行委が企画した「さくらパークで夏祭り」も同時開催した。

 夏祭りのステージでは合唱やベリーダンス、フラダンスなどの発表があり、ハンドメード作家が手塩にかけた作品を出展。飲食ブース、こども縁日なども盛況だった。

 夕方からの盆ジュールでは専大北上高校郷土芸能部が民謡で三味線、踊りを披露。鬼剣舞公演やブラスバンドなどもあり、花を添えた。

 盆踊りでは北上・みちのく芸能まつりでおなじみの「北上おでんせ」や同まつりで28年ぶりに復活した「小鳥崎さんさ」、オリジナル盆踊り曲「はやて」などを輪踊りし、来場者一体で祭りの気分に浸った。

 同部の伊藤千空さん、髙橋菜々さん(ともに3年)は「皆さんの前で練習の成果を発揮できた。(輪踊りも)お祭りの雰囲気で楽しかった」と、共に充実した表情。同ホールを運営する市文化創造の佐藤秀城事務局長は「多くの方々に来場いただき、楽しんでもらえたのでは。市民有志のアイデアと盆ジュールの相乗効果で輪が広がった」と満足していた。

地域の記事をもっと読む

北上・西和賀
2024年4月23日付
北上・西和賀
2024年4月23日付
北上・西和賀
2024年4月23日付
北上・西和賀
2024年4月23日付