28日まで銀河フェスタ 遊学館などでクイズ、講演会【奥州】
いわて銀河フェスタ2022(実行委主催)は、奥州市水沢星ガ丘町の奥州宇宙遊学館、国立天文台水沢で開催されている。28日までクイズラリーや国立天文台の研究紹介が行われているほか、最新の宇宙シミュレーション映像上映、講演会などが多彩に繰り広げられる。
例年は、天文台見学や体験型イベントなどを行ってきたが、新型コロナウイルスの影響で20、21年は中止。今年は感染防止の観点から催しを分散して開いている。
このうち「キラくるクイズラリー」と「RISE(月惑星探査プロジェクト)研究紹介」は今月6日から同館で開催。クイズラリーは1日50人限定で、同館と天文台を見学しながらクイズに答え、限定グッズがもらえるくじに挑戦する。
北上市から家族と訪れた鈴木柊君(6)はクイズラリーや塗り絵など楽しんだ。「クイズラリーの問題は難しいのもあったけれど、全部面白かった」と笑顔を見せていた。
同フェスタでは、20日にペットボトルロケット打ち上げ体験が午前10時、11時、午後1時、2時の4回、天文台構内で各回定員20人(当日受け付け)で行われる。
また20日午後7時から天文台構内で星空(電視)観望会が定員30人(要事前申し込み)で開催される。
21日は午後3時から、水沢VLBI観測所の秦和弘助教が講師となってサイエンスカフェ「天の川とブラックホール」が開かれる。定員30人(要事前申し込み)で参加料は300円。
27日は午後2時30分から「RISE/CfCAオンライン特別講演会が開かれる。「太陽系小天体の探査に挑む!~はやぶさ2の成果とMMXの展望~」(講師・菊地翔太RISE月惑星探査プロジェクト助教)、「シミュレーションで探るブラックホールの光と影」(講師・川島朋尚東京大宇宙線研究所特任研究員)が演題で、定員30人(要事前申し込み)。
28日は午後2時30分からサンデースクール「空気がふわー・ギュッ これってどういうこと?」が開かれ、JAXAの実験機器を使って気圧の力に理解を深める。
同フェスタについての問い合わせ、申し込みは、同館=0197(24)2020=へ。