メダル目指し闘志 フェンシング世界ジュニア 菊地さんが出場【一関】
ブルガリアで4月1日に開幕する「2023世界ジュニア・カデ選手権大会」のフェンシング競技に出場する一関市山目出身の菊地心和さん(19)=日本大2年=は8日、市役所を訪問し、佐藤善仁市長に大会での意気込みを語った。
菊地さんは県立一関二高在学時にフェンシングを始め、過去には市トップアスリート育成強化選手にも認定された。
同選手権への出場選手は2022年4月から23年1月に開かれた5大会での成績を参考に選出され、菊地さんは4大会に出場し、JOCジュニアオリンピックカップ(女子サーブル)で優勝したほか、大会結果をポイント換算して順位付けされる2022女子サーブル(ジュニアU20)ランキングで1位にも輝いた。
同選手権への出場は2年連続で、昨年に引き続きサーブルの個人戦と団体戦に出場する予定。
表敬で大会での目標について問われると「個人・団体ともにメダルを取れるように頑張りたい」と菊地さん。昨年に比べてフィジカル面での成長を実感しており、試合では持ち味の素早さを生かしたアタックと、諦めない挑戦心で上位を狙う。
佐藤市長は「楽しんでスポーツするには実力が必要だが、楽しんでやるのが一番。ぜひ頑張ってきてください」とエールを送った。