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侍ジャパン世界一 米国下し3度目 14年ぶり栄冠、大谷MVP WBC

優勝を決め、記念撮影に納まる日本代表=21日、米フロリダ州マイアミ(時事)

 【マイアミ時事】野球の国・地域別対抗戦、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は21日(日本時間22日)、米フロリダ州マイアミで決勝が行われ、日本代表「侍ジャパン」が米国を3―2で下し、2006年の第1回、09年の第2回大会に次ぐ3大会ぶり3度目の優勝を果たした。【3、8、13面に関連】

 日本は1次リーグから7戦全勝。東京では1次リーグと準々決勝で5連勝した。米国に舞台を移しての準決勝はメキシコ、決勝では米国に勝利。ともに米大リーグ選手をそろえる強豪を退けた。

 決勝は1点リードの三回から小刻みに継投し、九回には投打二刀流の大谷翔平選手(エンゼルス、花巻東高出)が指名打者から登板。無失点救援で逃げ切り、最優秀選手(MVP)に選ばれた。

 日本代表はプロ野球の主力選手に加え、大谷選手、ダルビッシュ有投手(パドレス)ら大リーガーが参加。「史上最強」の呼び声通りの快進撃で米国の連覇を阻み、14年ぶりの世界一に輝いた。

最高の形

 日本・大谷 接戦で最後は本当に緊張したが、何とか抑えられてよかった。最後はトラウトだなと思っていた。最高の形になってよかった。最後の最後まで諦めず、栗山監督を優勝させることができた。WBCが終わるのは、ちょっと寂しいような気持ちがある。

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