ポケモン、観光楽しんで 久慈に28日オープン イシツブテ公園【岩手】
人気ゲーム・ポケットモンスター(ポケモン)のキャラクターをテーマにした久慈市の「イシツブテ公園」は、28日にオープンする。ファンにおなじみのイシツブテをはじめ、岩手にちなんだ「いわポケモン」をモチーフにした遊具を配置。ポケモンの世界の魅力を体感できるスポットとして、家族連れを中心に人気を集めそうだ。
県は2019年、ポケモン(東京都)と観光振興に関する連携協定を締結。「岩」から「手」が生える見た目のイシツブテは「いわて応援ポケモン」として、本県の誘客促進などに一役買っている。
同社は、市内に19日開業した道の駅いわて北三陸のイベント広場内に2022年12月、ポケモンの遊具を寄贈。広場をイシツブテ公園とすることが決まった。
同公園の面積は約1000平方メートル。イシツブテや、ゲームに登場するいわポケモンがデザインされた遊具が並ぶ。久慈が琥珀(こはく)の産地であることから、ゲームのアイテム「ひみつのコハク」から復元する恐竜風のポケモン「プテラ」が園の中央に配置される予定。
オープン初日は関係者らがセレモニーを行い、新たな観光スポットの誕生を祝う。市担当者は「ポケモンに親しむとともに、道の駅などにも立ち寄って観光を楽しんでもらいたい」と話している。