来月、正法寺で音楽会 守時タツミさん「景色楽しみ聴いて」【奥州】
山や海、町の音などその土地の音を集め、目にした風景と感じた思いを楽曲にしている音楽家守時タツミさんのピアノコンサート「景色の見える音楽会」は、５月１４日午後２時から奥州市水沢黒石町の正法寺で開かれる。正法寺では３回目となるコンサートで、守時さんは「これまで屋内で行ったが、今回は初めて境内で演奏する。正法寺の景色を楽しみながら音楽を聴いてほしい」と語っている。
守時さんはキーボードプレーヤーとして音楽活動を開始。コンサートツアーやレコーディング、アレンジ、プロデュースを行っている。これまでに佐野元春、ザ・ハイロウズ、ＫｉｎｋｉＫｉｄｓ、藤井フミヤなどと活動。０７年から「１００年後の子供たちへ」との思いで活動を展開する。「おとえほん」「ＭＯＴＴＡＩＮＡＩ ＳＯＵＮＤ」などの企画とプロデュースで高い評価を得ている。１５年からはＮＨＫ「ラジオ深夜便」でレギュラーコーナーを持っている。
今回のコンサートは、昨年に続き同市の元地域おこし協力隊員小川ちひろさんが代表を務める「耳をすまして奥州実行委員会」と、守時さんが代表を務めるデシベル合同会社が主催。
コンサートは、今年１月にリリースしたアルバム「ＭＯＴＴＡＩＮＡＩ ＳＯＵＮＤ Ｖｏｌ８」を中心に１５曲程度を予定。「ＭＯＴＴＡＩＮＡＩ ＳＯＵＮＤ」は守時さんが訪れた土地の聞こえてくる音を録音し、目にした風景と感じた思いを曲にし、自然の音をミックスしたもので、昨年の正法寺のコンサートでも奥州市の音などの曲を披露している。守時さんは「音楽を聴いて、ゆったりとした時間を過ごしてもらえれば」と話している。
コンサートは当日午後１時３０分開場、２時開演。料金は大人４５００円、中学生以下２０００円。別途拝観料がかかる。プレイガイドは市文化会館（Ｚホール）、スーパー・スーパーマーケットサンエー、北上市文化交流センターさくらホール。メールでの申し込み可能で、その際は名前、人数、開催場所を記入して申し込む。メールアドレスは次の通り。
