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スイカ サービス開始 JR東関係者ら「通り初め」 新たに県内18駅【岩手】

スイカの利用サービス開始を祝い、通り初めを行う久保支社長ら関係者

 JR東日本のICカード乗車券「Suica(スイカ)」の利用サービスが27日、本県と青森、秋田の北東北3県の45駅で始まった。県内では在来線18駅で利用開始。初日はJR盛岡駅で記念式典が行われ、関係者がサービス開始を祝った。

 式典には久保公人JR盛岡支社長をはじめ、関係自治体の首長らが出席。久保支社長は「チケットレスやキャッシュレスといった身軽に旅行や買い物に利用できるスイカの導入で、電子マネーが浸透して便利で豊かな暮らしが広がる契機になってほしい」と述べた。

 関係者14人がテープカットで利用開始を祝ったほか、式典後にさっそくスイカを使って改札を通る「通り初め」を行った。

 新たにスイカが利用可能となったのは、本県では盛岡エリアの東北線北上―盛岡間、田沢湖線盛岡―雫石間、釜石線花巻―新花巻間の18駅。対象エリアのみどりの窓口などで購入でき、改札機の読み取り部にタッチすると自動的に料金が精算される。

 駅の自動券売機などで現金をチャージして使用。鉄道利用だけでなく、コンビニエンスストアなどでの買い物にも利用できる。

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