吹き流し華やか 商店街に七夕飾り 一関夏まつり
一関市の夏を彩る第70回一関夏まつりは4日、歩行者天国の同市大町通りをメイン会場に6日まで3日間の日程で始まった。市内の商店街では恒例の一関七夕まつりが開かれ、色とりどりの吹き流しが施された竹飾りがお目見えし、訪れた人たちが70回の節目を迎えた伝統の祭りを楽しんでいる。
同市大町のなのはなプラザ前で行われた開会式では、大会長の佐藤善仁市長が「この70年の間にも幾つもの水害、災害を経験し、新型コロナウイルスの3年間もあった。その中で一関夏まつりを迎えることができたのは、先人の努力のおかげ。これから一関がどんどん発展するために活気のある3日間にしたい」、実行委員長を務める小岩邦弘一関商工会議所会頭も「先輩たちが築いてきた一関夏まつりを今後も続けるようお願いしたい。参加する、見る祭りとして、どうぞ夏の思い出にしてほしい」とあいさつし、関係者がテープカットして祭りの幕を開けた。
開会式直後に一時強い雨に見舞われたものの、その後は青空が広がった。大町通りに設置された竹飾りは、アニメキャラクターなどをイメージしたデザインなど各商店、参加団体の力作が並び、訪れた人を楽しませた。会場には子供連れや浴衣姿の女性、夏休み中の小中高生らが多数足を運び、竹飾りの間を通り抜けながら写真を撮るなどして祭りを満喫した。
この記事の詳報を岩手日日紙面または電子新聞momottoでご覧いただけます。