力強く入場行進 花巻東 4年ぶり聖地堂々と 全国高校野球選手権大会
第105回全国高校野球選手権大会は6日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕した。開会式ではコロナ禍前の2019年以来、4年ぶりに出場校の全選手がそろって入場行進し、本県代表・花巻東(4年ぶり11度目出場)の選手たちも力強く聖地の土を踏んだ。【7面に関連】
開会式は午前9時から行われ、入場行進では前回優勝の仙台育英(宮城)を先頭に、地方大会を勝ち上がった49校が北から順に登場。花巻東は旗手の千葉柚樹主将(3年)に続き、プロ注目の強打者・佐々木麟太郎選手(同)らナインが腕を大きく振って堂々と行進した。
選手宣誓では高知中央(高知)の西岡悠慎主将(3年)が「全国の球児の思いを一投一打に込め、全力で戦い抜く」と決意を述べた。3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、日本代表「侍ジャパン」監督として優勝を果たした栗山英樹さんの始球式も行われた。
大会は休養日3日を含めて17日間の日程で行われ、順延がなければ決勝は22日。花巻東は大会第3日(8日)の1回戦第1試合で、山口県代表・宇部鴻城(4年ぶり3度目出場)と対戦する。